ツークツワンク
チェスは、白と黒が交互に駒を動かし、パスはできないゲームです。
「パスができないために、より悪い形になる手を打つしかない」という状況に相手を追い込むことをツークツワンクといいます。
下の図は、白がルークを動かして、ツークツワンクを決めたところです。
黒のキングは、パスをしてその場にいれば安全ですが、パスができないためにチェックメイトされるマスへ自分で移動するしかないわけです。
同じような問題を「テクニック(初級) > キングを追いつめる」でやりましたね。あれもツークツワンクなのです。
次の場面は、白がツークツワンクを決める絶好のチャンスを手にいれたところです。
白は、次のようにビショップを動かします。
このとき、黒のポーンを動けなくしていることに注目してください。
次は黒が動かす番ですが、黒はナイトしか動かせる駒がありません。
しかも、黒のナイトをどこへ動かしても、白のビショップに取られてしまいます。
黒は、自分でナイトを捨てる手を打つことになります。
では、練習問題です。ツークツワンクを決めてください。
問題1 - 2手でチェックメイト
問題2 - 2手まで
問題3 - 2手でチェックメイト
問題4 - 2手まで
問題5 - 2手でチェックメイト
問題6 - 2手まで
問題7 - 2手でチェックメイト
問題8 - 2手まで
問題9 - 2手でチェックメイト
問題10 - 2手でチェックメイト
問題11 - 2手でチェックメイト
問題12 - 2手でチェックメイト
問題13 - 3手まで
問題14 - 3手でチェックメイト
問題15 - 4手でチェックメイト